ブラウニー

完売に付き参考作品です。


ケルトの妖精
【ブラウニー】
~幸福を招くお手伝い~
(ケルト神話)

直訳すると「茶色い奴」という名のスコットランドの妖精。
民家に住み込み、主人のお手伝いをする、時にはいたずら者のブラウニー。
主人の留守中に家事や家畜の世話をしちゃいます。
お手伝いが大好きです。
ブラウニーのいる家は、栄えたといいます。
日本 東北の妖怪「座敷童子」※に近いですね。
人々は、ブラウニーに親しみと畏れを抱いていました。
「取り替え子(チェンジリング)」※といった"笑えない”いたずらもします。
でも、幼子が突然死去してしまうといった、家人にとって受け入れ難い出来事も、
ブラウニーのいたずらにすることで、心のよりどころとしたのでしょう。

見え見えに奉ったり、あるいは邪険にすると、出て行ってしまう。

自然とともに生きた「ケルト文化」
日本文化とも似たところが多く、親しみや馴染みさえ感じます。

そんなケルトの妖精 ブラウニー
身に着けていると、
幸福を招くお手伝いをしてくれるでしょう。

イラストは、 パーマー コックス氏のコックスブラウニー。
こんな愛嬌たっぷりの妖精さんです。

Cox_Brownie パーマー コックス1840_1924(Public domain)

J・K・ローリング『ハリー・ポッターシリーズ』(Harry Potter Series)にも、ブラウニーは登場しています。

※ケルト【Celt】:インド‐ヨーロッパ語系のヨーロッパ先住民族。前5世紀ごろからヨーロッパ中・西部で栄えたが、前1世紀までにローマの支配下に入った。現在はフランスのブルターニュ地方、アイルランド、英国のウェールズやスコットランドなどに残る。(引用:デジタル大辞泉)
※ケルト神話【Celtic mythology】:ケルト民族の神話。古代ヨーロッパ大陸のケルト人はキリスト教に改宗する以前には神話を書残していない。今日ケルト神話といわれるのは,主としてアイルランドやウェールズで,中世以後に書かれた写本により伝えられた説話をさす。(引用: ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
※「座敷童子」:岩手を中心とした東北地方で伝承された、座敷や蔵に住みつく民間信仰の精霊。妖怪。見たものに幸せを運んだり、住み着いた家に富をもたらす。座敷童子が出て行った家は衰退するとされる。柳田國男『遠野物語』にも取り上げられていることが、よく知られている。
※「取り替え子(チェンジリング)」:ブラウニーが、いつの間にか新生児をそっくりの妖精の子と取り替えて妖精の国へ連れて行ってしまうという伝承。(新生児の生存率の低い時代。死んだと思っていたわが子は、実は今でも妖精の国で暮らしている。そう思うことによって、心の救いを求めたストーリーであるとされる。)


今回は、本革を取り入れました。
レザークラフトの経験(皮革のかばん・帽子・小物を制作していました)を活かし、
本革を使ったアトリエ ティー オリジナルビーズです。
ケルトの森を想像させる切り株のようなビーズは、ケルト文様を意識して。

渦巻き(スパイラル)は、太古から巨石や墓石などに彫られたり、
何らかの重要な意味のあるシンボル・サインの1つだったのでしょう。
おそらく、再生・復活・太陽といった宇宙のエネルギーを示したり
取り入れたりすると考えられていたのではないでしょうか。

ブラウニーには、ケルトデザインのトリプル・スパイラルを取り入れています。

住み込んだ家は栄えるブラウニーだから、
金運・仕事運と関連があるとされる石、トラメ石(タイガーアイ)を。
茶色地に黄色や金色の模様のある石です。色味や模様の入り方には、個体差があります。

メタルビーズや金具は、真鍮古美色です。

品番:BW
ネックレス サイズ:約40cm+アジャスター4cm
素材:皮革・金属・天然石(トラメ石)・麻糸

イヤリング・ピアス サイズ:トップ約2.7cm
素材:皮革・金属・天然石(トラメ石)
イヤリングはネジバネ式/ピアスはフック式