ウルヴァシー

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ウルヴァシー
~水の妖精~
(インド神話)

 

ウルヴァシーは、水の妖精(アプサラス※1)です。
人間のプルーラヴァス王と恋に落ちましたが、それは本来許されないこと。プルーラヴァスに「明るいところでは決して私(ウルヴァシー)に裸を見せない」という約束をさせ、結婚します。この約束が守られていれば、彼女は地上で彼と暮らせるのでした。二人は幸せに暮らし、彼女は身ごもります。
しかし、アプサラズの本来の結婚相手ガンダルヴァ※2(半人半鳥の精霊)たちは、ウルヴァシーを連れ戻そうとやってきて、ウルヴァシーが大切にしていた仔羊を奪おうとします。ウルヴァシーは悲鳴をあげ、それを聞いたプルーラヴァスは、慌てて服も着ずに飛び出してきました。その時とばかりに、ガンダルヴァたちは稲妻を落とします。雷光に照らされたプルーラヴァスの裸を見てしまったウルヴァシーは、タブーを破ったとして彼のもとを去ってしまいました。

『ウルヴァシーとプルーラヴァス王』Raja Ravi Varma (1848–1906)

深い嘆きと悲しみの中、プルーラヴァスは各地を放浪し、蓮の花が浮かぶ池にたどり着きます。池には、無数の水鳥が泳いでいました。そのうちの一羽がやってきて、ウルヴァシーに変身しました。プルーラヴァスは彼女に家に戻ってくれるように頼みますが、タブーを破ってしまった以上、取り合おうとしません。話し合いの末、一年に一日だけ会う約束をします。
一年後、プルーラヴァスが蓮池に訪れると、黄金の館があり、中でウルヴァシーが待っていました。彼女は、「明朝、ガンダルヴァたちが望みを一つだけかなえてくれる」と助言します。明朝プルーラヴァスは、王を捨て「ガンダルヴァの仲間になること」を望みます。ガンダルヴァたちから妖精になるための祭祀の手順と祭火をもらい、森の精霊たちにも助けられ、プルーラヴァスは妖精となりました。そして、ウルヴァシーとプルーラヴァスは、子供にも恵まれ、幸せに暮らしたといいます。

 

『幸せな結婚』を象徴する石アクアマリン※3とホワイトシェル
水の妖精にふさわしい
爽やかなアクセサリーです。
ロンデルと金具は、ゴールドカラーとシルバーカラーの2色。

お出かけやデート、結婚式や晴れの場でもお使いいただける、上品で大人かわいいチョーカーです。

イヤリング・ピアスは、チョーカーとセットでも、単体でも映えるデザインです。 

アクアマリンとホワイトシェルの素材感が全面に出ていますので、年齢を問わず着けていただけると思います。
インドの水の妖精を意識しながら、ちょっと質の良いおしゃれを。


※1 アプサラス:インド神話における水の精。天女。アプサラー。普通はガンダルヴァと結婚するが、ウルヴァシーのように人間と結婚することもある。

砂岩のアプサラス像(インド・ウッタル・プラデーシュ州、12世紀)
by Beta.s2ph (public domain)
Dancing Celestial
India (Uttar Pradesh). Early 12th century. Sandstone. H. 331/2 in. (85.1 cm) Promised Gift of Florence and Herbert Irving (L 1993.88.2) Metropolitan Museum of Art, NYC.
The contours and richly ornamented surfaces of this celestial attendantto the gods exemplify a stylistic shift away from earlier Gupta-influencedforms. Here the linear play of surface decoration and dramatic contoursreplace the earlier emphasis on seamless volume and subtle balance. Thesculptor has twisted the figure into an extraordinary pose that capturesthe essence of her dance and seems absolutely believable until one imaginesactually trying to turn this way. The jewelry sways and emphasizes hermovements, both in the way the necklaces and sashes follow the curves ofher body and in the upward thrust of the spiked tips of her crown. Thecrisp carving of her adornments makes a pleasing contrast with the smoothand rounded surfaces of her flesh. Images of dancing semidivine attendantsoften appear on the outer walls of Hindu temples. They are placed nearthe figures of gods to honor the deity, just as actual female dancers honoredthe gods’ images within the temple.

※2 ガンダルヴァ:インド神話における半神半獣の妖精。アプサラスの夫。

アプサラスとガンダルヴァ(右)
(チャム彫刻博物館(ベトナム))
by DoktorMax (public domain)
It is a picture of the 10th century Cham "Dancers' Pedestal"belonging to the Tra Kieu Style of Cham art. The figures are an apsaradancer and a gandharva musician.

※3 アクアマリン:和名「藍玉」 石言葉「勇敢・沈着・聡明」 『幸せな結婚』を象徴する石。水と海を意味する言葉のとおり、滞ったエネルギーを洗い流す・感情表現を穏やかにしてくれ、人と人との調和をもたらすとされる。心の余裕。深い癒し。


品番:UR

ネックレス


長さ約37cm+約5cmアジャスタ
アクアマリン:約4mm玉
ホワイトシェル:約30mmマーキス
素材:ホワイトシェル・金属(真鍮)・天然石(アクアマリン)・ステンレスワイヤー・ガラス
ゴールドカラー/シルバーカラーの2色

ジュエリーボックス付
 
留め具は、使い勝手のいい ナスカン(カニカン)+アジャス約5cm
長さは、チョーカーからプリンセスです。首元がすっきり見え、幅広くお使いいただける長さです。


イヤリング/ピアス

品番:UR-E/P
サイズ:約40mm(イヤリング・ピアス金具含まず) アクアマリン:約4mm玉 ホワイトシェル:約30mmマーキス 素材:ホワイトシェル・金属・天然石(アクアマリン)・ガラス

イヤリングはネジバネ式 真鍮地にニッケルフリー金orロジウムメッキ 樹脂カバー付き
ピアスはスタッド&キャッチ式 キャッチは樹脂パール・金属部は真鍮 ピアスポストはチタン製ですが、玉部とキャッチ金属部は真鍮になります。(メッキにニッケル含む)

ゴールドカラー/シルバーカラー

イヤリングには、樹脂カバーを付けました。着け心地の良さと、イヤリングの落下防止に※4。

ピアスには、樹脂パールキャッチを。後ろ姿も可愛いです。キャッチがつかみやすく着脱が楽に※4。ゴールドカラーには、表面にエンボス処理を施した樹脂パール(クリーム色)キャッチを。シルバーカラーには、表面がマットな樹脂パール(ホワイト)キャッチを使用しております。(参考:キャッチ穴まわりの金属はゴールドカラーのみとなりますが、着用すればお色は目立ちません。)構造上パールキャッチの穴が浅いため、耳たぶの薄い方はゆるく感じる場合があります。普通のキャッチもスペアとして付属しておりますので、安心です。



※4 着け心地・使い勝手には個人差があります。また、素材が樹脂のため経年劣化します。


 

後ろ側

前側

ホワイトシェルは、形と色味に個体差があります。貝独自の茶色い部分が出ているものあります。(茶色が混ざっている個体は後ろ側に、前面はできる限り白い個体を使っております。イヤリング・ピアスには、白い個体を使用しております)

参考文献
高平鳴海&女神探求会『女神』新紀元社

 

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