ゼピュロス

完売に付き参考作品です。

【ゼピュロス】
~女神を運ぶ西風~
(ギリシア神話・ローマ神話)

ギリシア神話における西風の神

父は、“風と星の父”アストライオス
母は、“曙の女神”エオス

全ての花を司る“花と豊穣と春の女神”【フローラ】との間に、
“実り”を意味するカルポスが生まれました。

ギリシア神話・ローマ神話に
“女神を運ぶ風”として登場します。

 

絵画:Sandro Botticelli 【ビーナスの誕生】部分1483~85

シルバーグレーの淡水パール
あえて巻の筋が残っている物をチョイスしています。
春風のイメージで。
模様のように入っている自然の巻き筋
独特の味わいが魅力的です。
(天然のため、パールの色味・大きさ・巻・筋にかなりの個体差があります。)


男神らしく、落ち着いたお色
西風ゼピュロスを、
シルバーグレーのパールネックレス・イヤリング・ピアスで表現しました。

ネックレス長さ:約48cm~52cm(アジャスタ使用)
プリンセスよりも少し長い、ハイネックやシャツの上にも着けられる長さ。
落ち着いた感じのネックレスです。
参考:ネックレスの長さページ
淡水パール:約9mmセミラウンド
チェーンの種類:アズキ(小判)
留め具:ナスカン(カニカン・ロブスター)+アジャスタ約5cm
素材:金属(真鍮)・淡水パール・ガラス
soldout

アジャスタ付きです。最長で、マチネーになります。
ネックレスは、ボックスにお入れしています。


イヤリング・ピアス
素材:淡水パール・金属(真鍮・ピアスポスト部はステンレス)・ガラス
イヤリングはネジバネ式/ピアスはスタッド・キャッチ式
soldout

 

ゼピュロスと女神たちのストーリー

【フローラ】
ゼピュロスの妻/全ての花を司る女神
夫婦のなりそめは、ゼピュロスの一目惚れ。
「妖精」を、全ての花の「女神」へと昇格させた
風神ゼピュロスです。

ある春の日。
ギリシアのニンフ(妖精)だったクロリスに
ゼピュロスは一目惚れしてしまいます。
突然の風神に驚いたクロリスでしたが、
まさに春の突風のように
クロリスをイタリアへと連れ去ってしまいます。
(絵画・上の【フローラとゼピュロス】では、まさにその様子が描かれています。)
二人は結婚し、ゼピュロスから“全ての花を支配する力”を与えられたクロリスは
ローマで花と豊穣と春の女神「フローラ」となりました。
フローラのページへも、ぜひお越しくださいませ。


絵画
上:William-Adolphe Bouguereau 【フローラとゼピュロス】1875
中:Sandro Botticelli 【ビーナスの誕生】部分1483~85
下:Sandro Botticelli 【ビーナスの誕生】全体1483~85

【ビーナスの誕生】では、西風の神「ゼピュロス」とその妻であり花と豊穣と春の女神「フローラ」が、海で誕生したビーナス(ウェヌス)を岸へと運ぶ様子が描かれています。


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【プシュケ】
ギリシア神話の“絶世の美少女”
プシュケとエロスの恋物語に登場する風も、西風ゼピュロスです。

人間だったプシュケに恋したエロスは、
彼女が自分の宮殿に来るように色々と策を練ります。

その美しさからなかなか結婚できないプシュケ(エロスの策)。
娘を心配した両親が神託を伺ったところ
「花嫁衣装を着せて山で怪物に差し出すように」との回答が。(これもエロスの策)
両親は、やむなく娘を山頂の岩の上に残して去ります。
そこへ西風ゼピュロスが現れ、プシュケを持ち上げエロスの宮殿へと運びます。
宮殿でエロスとプシュケは結ばれます。
(その後、姉たちの妬みによって二人は離れ離れに。エロスを探す旅に出たプシュケに、今度は、姑にあたるアフロディーテからの無理難題が。
…続きのストーリーは、プシュケのページで。)

絵画:フランソワ ジェラール【エロスとプシュケ】1798

完売に付き参考作品です。